夜明けを待つ心へ、希望の光を灯す

暗闇が長く続く夜、夜明けは必ず訪れる。
パンデミックや戦争の影が世界を覆い、閉塞感と不安が渦巻く時代。未来への光が見えず、生きづらさに押しつぶされそうになることもあるでしょう。

それでも、私たちは希望を捨ててはいけない。

「TENMEI」は、日本語の「天明」から名付けられました。夜明けを意味するこの言葉は、暗闇の奥底に秘めた希望の光を象徴しています。

暗闇に包まれた世界。不安と迷いの中で、私たちは自分の声を見失い、前に進むことが困難に感じてしまうことがあります。

しかし、夜明けは必ず訪れる。

グラデーションは、夜明けの空をイメージしています。それは、希望の光が差し込み、闇を照らし出す瞬間です。

まずは自分自身を満たし、心の光を灯しましょう。

自分の声に耳を傾け、心の奥底に秘めた想いを解き放つ。自分自身を大切にすることで、内側から輝く光が生まれます。自分自身の心で満たされた光は、周囲の人々を照らし、温かい繋がりを生み出す。それは、互いを支え合い、共に成長していくための力となるのです。

一人一人の光が繋がって、世界を照らす。

TENMEIは、そんな循環の1ピースとなることを目指しています。

自分自身を大切にし、誰かのためになる。そのシンプルな循環が、世界をより良い方向へと導いていく。

TENMEIは、宮崎県の美郷町という小さな山あいの町で活動しています。面積の90％以上が山林、人口は4000人ほど。県内一の高齢化率。過疎地域に指定されています。

厳しい自然が生んだ奇跡の香り

朝晩の気温差が20℃を超えることもある過酷な環境。そんな場所で育つ植物たちは、強い香りを持ちます。それは、生き抜くために必要な力。そして、私たちに勇気を与えてくれる香りでもあるのです。

眠れる宝を掘り起こす

かつては無価値だった資源は、本来希少価値の高い「素晴らしいモノ」。

私たちは、その眠れる宝を掘り起こし、新たな命を吹き込むことで、真の価値を引き出すのです。それは単なるアップサイクルではなく、創造の過程。廃棄物というレッテルを剥がし、本来の輝きを取り戻す。そこには、驚きと感動が生まれます。

TENMEIは、誰もが目を向けなかった資源に、無限の可能性を見出す。そして、その可能性を形にすることで、世界に新たな価値を創造していくのです。「もったいない」からではなく、「素晴らしいモノ」だから使う。

過酷な環境で力強く生きる植物たち。限られた水、栄養、日光、そして極限の温度や湿度。絶え間ない試練に立ち向かう彼らには、他に類を見ない強さ、そして美しさがある。厳しい自然が生み出した奇跡、それが厳しい環境で育つ植物たち。生命の神秘を宿す彼らは、私たちに勇気を与え、心を揺さぶる。希少価値を超えた、かけがえのない存在。